今年もイブネ雪原へ

今年のイブネ劇場はモノトーンだった

【山　域】　鈴鹿　
【日　付】　'05/3/2
【天　候】　曇り
【人　員】　単独
【ルート】　フジキリ谷→北谷左岸尾根→イブネ・銚子→杉峠→フジキリ谷
【時　間】　岩ヶ谷林道発8:00 着17:35

　２／１４に出かける予定だったが、積雪のため林道に進入出来ず半月遅れのリベンジとなった。今日は甲津畑まで雪はなく、林道からやっと日陰に雪が残っている程度。蓮如遺跡手前の木橋までは残雪も少なく問題なし。橋を過ぎるとやっと辺り一面は雪景色となり、数日前の足跡が続いていた。一般路から外れ北谷左岸尾根にはいると急な尾根となり滑りやすくなったので今季始めてアイゼンを装着した。尾根が緩くなると積雪も増え少し潜るようになったのでワカンに変更。恒例の風格あるブナに今年も再会したが、樹氷はかなり溶けている。佐目峠に向かったが最近の踏み跡はない。峠の丸い石や道標も雪の下。今日はＰ１１２５に出かけるつもりで４時に目覚ましをセットしたが寝過ごしによる出発遅れの為断念。イブネの雪原は陽がよく当たる南面は樹氷も消えているが西側の樹林には結構白くなっている。薄曇りで時折り日射しも差し込むなかを、尾根伝いに北端を経ていつもの指定席に向かった。今日のイブネ劇場銚子席は残念ながら、総天然色ではなく、白黒上映のようだった。

　帰路はいつもの如く杉峠経由としたが、踏み跡は薄い。この先斜面のトラバースがあり、滑落の危険があるので再度アイゼンを付けて無事通過。この辺り踏み跡がないと積雪期はルートが分かりにくいが、大木を目印にしながら帰った。

過去の記録　積雪時

２０００／１２／１３
２０００／１２／１７
２００１／１２／３０
２００４／　２／１２

山道に入ると積雪期はここが最初の関門となる急斜面 幸い雪も溶け通過は容易だった	今年のシャクナゲは花付きが期待できそうである
綿向山	イブネから雨乞岳
イブネの雪原には樹氷が残っていた
曇り空ながら少し晴れ間が出た	佐目子谷側の斜面はまだまだ樹氷が綺麗
銚子からイブネ西斜面
杉峠の木を下から撮ってみた	ミズナラの大木