平凡社版　「日本の野性植物」より該当個所のみ転載　用語集へ
　イラクサ科　カラムシ属
　　ヤブマオ・カラムシ（クサマオ）・メヤブマオ・ナガバヤブマオ・コアカソ・アカソ・

Ａ　刺毛がない。雌花被片は２−５個
Ｂ　雌花被片は合着、果時にそう果を包む
Ｃ　葉は鋸歯がある。葉は対生（稀に互生）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラムシ属

Ａ　葉は互生、裏面に白色綿毛が密生
　Ｂ　茎と葉柄に短毛が密生、葉は広卵形。高さ１−１．５ｍ。花期７−９月。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラムシ
Ａ　葉は対生、裏面に白色綿毛がない
　Ｂ　そう果の宿存花被の全面に微毛がある
　　Ｃ　草本、茎は分枝しない。葉は大型で先が普通３裂。高さ５０−８０ｃｍ。花期７−９月。刃先は大きく３裂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アカソ
　　Ｃ　半低木。茎の下部は分枝。葉は小型で先が尾状。高さ１−２ｍ。花期８−１０月。葉の長さ４−８ｃｍ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コアカソ
　Ｂ　そう果の宿存花被の上部に短毛があり、下部は無毛。
　　Ｃ　そう果は長さ２ｍｍ内外、柱頭とほぼ同長。高さ１−２ｍ。花期は８−１０月。変異が大きい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナガバヤブマオ
　Ｂ　そう果の宿存花被の全面に短毛があり、更に上部に長く荒い毛がある。。
　　Ｃ　そう果の宿存果花被の全面に短毛があり、更に上部に長い荒い毛がある
　　　Ｄ　そう果の表面は互いに離れる。葉は薄く、基部は切形、先の多くは３浅裂で重鋸歯になるものが多い。高さ１ｍ。花期８−１０月・・・メヤブマオ
　　　Ｄ　そう果の集団は接し、太い穂状。葉はやや厚く、基部は円形、心形または鈍形、先はとがる
　　　　Ｅ　葉裏に多少の短毛があり、上縁は時に重鋸歯。高さ１ｍ。花期８−１０月。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤブマオ