のんびりと霊仙山

さすがに９月ともなるとそんなに暑くなくちょうどトリカブトが見頃だった

【山　域】　鈴鹿　
【日　付】　'07/9/12　水
【天　候】　晴れ
【人　員】　単独
【ルート】　今畑→西南尾根→汗拭き峠→落合

　久しぶりの更新でＨＰ作成ソフトを立ち上げるのも５月以来。
予報では早朝雨だが昼間は晴れ。
早朝から藪に突っ込んでもヒルの猛攻必至で
遅めに自宅を出て一般ルートでトリカブトを鑑賞することにした。
登山口には平日で登山者の車は一台しかなかったが
あまり見かけない車種で三重Ｎoということは知人のＭ氏に間違いない。
どこかで会えればいいなと今畑から西南尾根を目指すと
案の定続々と待ちかまえたようにヤマヒルがウジャウジャ
這い上がってくるが今日はどれも小粒のようだ。
長年鈴鹿ばかり歩いていると一種のヒル感のようなものが
身に付きたいていは長靴の上まで登り切る迄に
気が付き弾き飛ばされる運命だ。
峠が近づくとヒルもようやく姿を消した。
さて笹峠についてはよくこの峠状の地点か
西南尾根への急登取り付き点のコバ状の休憩地のどちらが本当
などと書かれているが
峠状の辺りから登山路を外れそのまま尾根沿いに進むと
程なく笹峠と書かれたプレートが置かれており
ここには落合に下っているといると見られる
道跡が確認できるのでこのプレートも一理ありそうだ。

いよいよ西南尾根への急坂を上りはじめるがこの時期夏草に覆われた
登山路は分かり難く　始めてここを歩く人は不安になるかも知れない。
近江展望台近くなると人影が見え大きな三脚を担いだＭ氏が
全てのカットを三脚使用という本格撮影中だった。
久しぶりの再会に話も弾み以後行動を共にすることにした。
出発が遅くなったため最高点をカットして三角点にショートカット。
途中トリカブトが見頃で風もありあまり暑くなかったのはラッキーだった。
帰路も無雪期では始めて山頂からお猿岩付近にショートカットをすることにした。
ここは藪が心配だったがそれ程のこともなく手抜きルートに使えそうだ。

ミズヒキ

登山路からは見えないが尾根上につけられたプレート　落合からの山道が残る

ハグロソウ

西南尾根脇にある池

アケボノソウ　数株のみ見られた

帰路に立ち寄ったミニ洞窟