御在所岳 本谷から一ノ谷新道
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| 帰りのコースで見たツツジ？の紅葉 |
【山 域】 鈴鹿
【日 付】 '03/10/12
【天 候】 小雨
【人 員】 ２名
【ルート】 山の家→本谷→山上公園→一ノ谷新道→山の家
【時 間】 8:50 12:00〜13:40 15:00
【ガイド】 中村健次氏の絵地図
あいにくの空模様だが１３日よりはましだろうと久し振りに御在所岳へ向かう。
この山は開発が進み以前からどうも足が向かず一般ルートもそんなに歩いていない。
今日は展望も期待できないので二人とも行ったことのない本谷コースで登ることにした。
伊勢側は前線のせいか小雨が降っている。
履き慣れた長靴は御在所ではどうも似合わず久し振りに登山靴にした。
ヒルもいないだろう。
合羽を着ていざ山の家脇から出発。
本谷（一ノ谷本沢）は思ったほど水が無いが傾斜が急で仕事が速い。
近江側の佐目子谷やフジキリ谷などは１時間ほど歩いてもほとんど高度が変わらないのと比べると大違いである。
ちょうどダイモンジソウも満開である。
谷コースなので絵地図を見たり古いペンキ印を探しながら進むと不動滝に到着。
上部に乗った岩が今にも落ちそうだ。
大黒滝の巻き道付近がわかりにくかったが何とか見つけて通過。
相変わらず急な登りが続くようで一旦谷から離れ再度谷へ。
三角岩の先に大岩がありどうして越すのかと中に潜ると不自然な格好になりながらも何とか岩の上に出られたがペンキ印は岩の右側だった。
この谷は膝の屈伸を何度も強いられ足が攣ってしまいそうだが天気がいいと谷でも展望が良いのだろう。御在所岳に何度も来られる人の気持ちが分かる気がした。
最後の源頭辺りを登っているとＹ字のマーキングがあり左に登ると大黒岩を示していたのでそちらに上がるが尾根をそのまま右に上がってしまったので山上駅に着いてしまい大黒岩は次回展望のいい時にでも持ち越しとなった。
カモシカセンター前のベンチで食事にしたがＳ氏は今日もたっぷり食材を持ち上げておられこれはもう歩くレストランである。
当方のお握り３ヶと大違いである。
勿論厚かましくお相伴にあずかったが二人では食べきれず隣の人にもお裾分けされた。
それでもメインのお握りはほとんど手つかずなのに更にデザートの果実とヨーグルト｡
最後に熱いお湯を沸かしてお茶まで作っていただいた。
また禁酒宣言の筈が先週の３５０ｍｌ缶を今日は５００ｍｌ缶に昇格しているようだ。
食後の腹ごなしに久し振りにカモシカセンターに立ち寄り水谷氏の写真などを見ていると館内にビデオコーナーがあり沢山のテープがあったので花のビデオを一本見た。
肝心の動物園は行かなかったが他にカモシカの投稿写真や御在所関連の本なども沢山あった。
帰路は当初中道か裏道を考えていたが相変わらず展望も全く期待できそうにないので一ノ谷新道を降りることにした。
勿論ここも始めてのルートである。
中道ほど展望は良くなさそうだが思いの外早く降りられた。
途中Ｓ氏が某キノコを探したが見つかる筈もなく代わりに良く似た岩があったのは御愛敬。
