風雪の御池岳

今回は残念ながらいい写真は撮れず歩いただけだったが満足

　１／３はＧ山岳会にお邪魔して今年１回目の御池岳に行って来ました。

【山　域】　鈴鹿北部　御池岳
【日　付】　'03/1/3
【天　候】　曇り／雪／雨
【人　員】　５名
【時　間】 鞍掛トンネル→峠→鈴北岳→　丸山→ 　　　　鈴北岳→ 鞍掛トンネル
　　　 　　　8:15　　　　　 8:58　 11:08 　　12:25〜13:40 　14:30 　　　16:08

　大君ヶ畑のゲートを通過すると除雪されていないがそのまま進む。
鞍掛橋も通れたので２台でそのまま鞍掛峠へ。
トンネル東口で準備していると名古屋Ｎｏの車が上がってきたが
コグルミ谷には車は無かったそうだった。
今日は先行者もいなく昨日の新雪が降り
３名はワカン　Ｔ氏は新調のスノーシューを初使用とかで全員最初から着装して登り始める。
鞍掛峠は風で一部地肌が見えていたがこの先からは急に雪が多くなる。
今日は低気圧のせいか伊勢側から風が吹いていたが
鞍掛尾根を登り始めると小雪がチラチラし始め
車から見えていた霊仙山や伊吹山は直ぐに見えなくなった。雨よりはましである。
途中休憩していると先のお二人連れが抜かして行かれたが
鈴北手前迄ワカンも付けず登ったと行って引き返してこられた。
さてスノーシュー新調のＴ氏が今日は絶好調でどんどん先を行かれるので助かる。
接地面積が広いためかワカンに比べると半分くらいしか沈まずなかなか良さそうである。

　鈴北岳へは１１時過ぎの到着となった為　
天候は今ひとつであったが丸山に向かうことにする。
あいにく山頂はガスに隠れて見えない。
踏み跡のない雪原を相変わらずＴ氏が先頭で張り切っている。
真の池を過ぎてしばらくで丸山へ向かうが幸い雪が止んできた。

　やっとたどり着いた丸山は本日の一番乗り。
ボタンブチは視界も悪く止めにして今日はここまでとし昼タイムに突入するが
また小雪がちらついてきた。
今日もＳ氏お得意の豪華メニューがあったが会員外の当方もキムチ鍋を作る。
熱燗と雪で冷やしたビールを飲みながら暖かい鍋をつつくのは格別だが
やはり食べ終わると寒くなってくるので早々に後片づけをするが
手がかじかみなかなかいうことを聞かない。
丸山へはその食事をしている間も誰も来なかった。

　帰路は踏み跡をそのまま帰るが吹雪気味になってきて写真どころではなくなってきた。
特に鈴北岳からはあまり経験のない東風の吹き降りでみんな黙々と歩くのみ。
踏み跡も消えているところがありわずかの時間のうちに少し積もったようで
樹木の雪の付き方も朝方と一変している。
当方も眼鏡が曇ってしまい途中から外してしまった。
尾根を半分ほど下りると雪は雨に変わり湿雪となってきた。
ちょつぴり厳しい冬の鈴鹿を味わって帰路につくが
その頃には雨も本降りとなり帰宅後は直ぐに風呂に入り冷えた体を暖めた。

鈴北岳から真の谷源流の雪原へ Ｔ氏が早い	丸山への登り
もう少し	昼タイム熱いのがやっぱり美味い
	鉄塔まで戻ると一安心