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| 郡界尾根よりお虎ヶ池 |
【山域】 鈴鹿 霊仙山
【日付】 98/5/1 FRI【天候】曇り後晴 風強し
【人員】 単独
【資料】 エリアマップ 鈴鹿北部 25000彦根東部・霊仙山
【時間】 今畑登山口8:20---笹峠9:30---近江展望台10:20---南霊岳10:55
三角点12:05〜12:40---お虎ヶ池13:55---汗拭き峠15:00---登山口16:15
天気予報では晴から曇りとあったが空はどんよりとしており
途中で雨でも降るかと心配しながら今畑を出発。
笹峠に着くとまたも前回と同様風が強い。
西南尾根の急斜面を登り始めると
昨年は６月の初旬に見たホタルカズラが早くも咲き始めている。
印刷ではなかなか現しにくい色だそうだが蛍光色のような深い青色の色彩で
花の中心にある５角形の模様が満天の星空のようでいたる所に咲き誇っていた。
ニリンソウは曇天のせいか閉じたままである。
クサボケの朱色も目立っている。
近江展望台で一息入れ尾根道を進むが
風の強さに帽子を何回も飛ばされ格好悪いが
後から付けたゴムヒモも用をなさない。
少し進んだ南霊岳の手前で
たまらず北の斜面に逃げ込むと咲き終わった福寿草の後に
○○の蕾が今にも咲きそうな様子で目に飛び込んできた。
オドリコソウの群落やヒトリシズカもまだまだ咲いている。
南霊岳とおぼしき地点（古い缶やテープ有り）からは
ルートを外れ岩野氏が見つけたという池でも探そうと
北に延びる尾根をしばらく進むと
草原状となり三角点や最高点を違った角度から眺められた。
三角点から谷に延びている尾根が笹が無さそうなので
ここから頂上に上がろうと見当を付け
少し戻り前の新ハイ例会で知ったヌタ場に行って
水面を見ると結構綺麗で池かも知れない。
ここからほぼ谷沿いに藪漕ぎに挑戦。
谷底は笹が深そうなので避け適当に歩いていると
獣道が現れ所々には草原もあり割に歩きやすい。
最高点付近まで谷筋をたどると池が見つかりそうな気がしたが
空腹を感じ池探しはあきらめ三角点に登ることにする。
当方妙なところから登ったが
正規ルートからは２名の方が来られたが他には誰もいなかった。
風を避け食事にしたが今日は人が少ないようだ。
食後お虎ヶ池付近まで近道をしようとも思ったが
笹が深そうであきらめ経塚山に向かう。
経塚山からは山人さんのREPにあった阿弥陀ヶ峰が気になり始めて
この山を意識して眺めているうちまた藪漕ぎ虫が騒ぎ出し
山人さんの後追いを体験しようと群界尾根の藪漕ぎ。
しばらく進むと２ｍ位の池があったが
山人さんの報告されたものとは違い大分小さく別のもののようだ。
多分ヌタ場であろう。
枯れた古木などを過ぎ鞍部につくと池がありそうな雰囲気だったがなく
結局お虎ヶ池を上から見られる付近から登山道に戻ることにする。
この辺りから天気予報とは反対に
日差しが戻ってきたが風が相変わらず強い。
汗拭き峠につくと柾板峠のことを思い出しそのまま尾根を直進したが
植林がありあまりいい感じではなかった。
おまけに最初のピークで尾根を間違え
醒ヶ井からの林道が見えてきてあわてて引き返す。
別の尾根に入りしばらくはいい感じだったが
またまた右下方に林道終点が見える地点にきた。
もはやこれまでと尾根を進むのをあきらめ左の斜面を駆け下り
植林の薄暗い谷を下ると汗拭き峠からの道に飛び出した。
柾板峠より大分手前のようだった。お粗末。
