岳からノタノ坂へ



【山　域】　　鈴鹿永源寺町岳（ダケ）からノタノ坂
【標 高 】　　岳△781.3m　旭山△755.6m　ヒキノ△843.9m
【日　付】　　96/11/23（祝）晴れ下山後曇る
【人　員】　　２名
【ガイド】　　エアリアマップ霊仙・伊吹・藤原96年版
　　　　　　　新ハイキング関西版No20号

6:30　ENJOY.さんと待ち合わせて２台の車で出発。
　　　　小又谷林道入り口に１台置車。大阪のグループらしい人が藤原に登る準備中だった。
　　　　直ぐに引き返し黄和田の集落のひとつ山側の道に入り神社付近に駐車。

7:55　関西電力の巡視路の表示No176.177がある山道に入る。
　　　　直ぐに石垣や水道ホースがある。かなり踏まれた広い道が続いている。

8:15 小さな涸れ沢に入るとまたしても間違えそのまま登り始めてしまった。
　　　悪いことにそちらには紫テープがある。
　　　このまま登っても岳に登れるが以前の経験では上部で相当急になっている。
　　　あわてて引き返し谷を渡り２本巻きのテープを探して進む。（要注意）

8:37 尾根に近づくと右黄和田の標識がある分岐が岳への道。
　　　ザックを置き寄って行く。
　　　程なく杉の巨木があり４抱えくらいありそうで根元が空洞になっている。
　　　ここまでは道ははっきりしているがこの先は消えておりそのまま植林地を登る
　　　が藪というほどでもない。
　　　赤ペンキのある尾根に着き右にしばらく進むと

8:49 　岳に到着。そのまま進むとエリアマップにあった雰囲気の良い自然林が現れた。

9:10 　再度ザックを担ぎ巡視路を進む。鉄塔があるところは見晴らしがよくしばらく

9:21 　休憩。竜ヶ岳も立派だが静ヶ岳もここからでは大きな山容を見せてくれた。
　　　　日本コバの辺谷らしき谷や岩屋もよく見える位置にある。
　　　　親子連れの２人が無線とバードウオッチングらしきものをしていた。
　　　　この日、山中で出会ったのはこの人達だけだった。

9:45 　政所へ下る分岐を通過。山の神峠もいつの間にか通過。此の辺り植林で暗い。
　　　　キトラ山・東山への尾根が延びる辺りは樅の木が特に多くいい感じ。

10:40 　三角点　旭山着。あまり山頂という感じもなくそのまま通過。
　　　　　しばらく進むと君ヶ畑の方向を示す分岐がある。
　　　　　下へ降りてしまうとおもい他の方向へ進んだが尾根から外れ鉄塔へ向かうようなので引き返す。
　　　　　巡視路を使っているので分岐が多く少しわかりにくい。
　　　　　君ヶ畑をノタノ坂と読み替え尾根を進む。
　　　　　ヒキノ迄は鉄塔が尾根の右にあるが尾根道はあるようだ。
　　　　　しばらくでまた分岐があったので今度は君ヶ畑方向に進んだが
　　　　谷に降りており水まで流れていた。
　　　　又間違ったと思ったがそのまま下に降りる道と
　　　　再度巡視路に向かう分岐があったのでそちらを登り返すとヒキノ手前の鉄塔に到着。

12:18 　見晴らしもいいので１Ｈの昼食タイムとする。
　　　　　風もなく一週間前の寒さや積雪とは大違いののんびりとした至福のひとときを過ごす。
　　　　　（ビールを忘れた！）

13:20　 ヒキノ出発。この辺から自然林の中となり鉄塔も目につかず鈴鹿らしい雰囲気
　　　　　をしばらく楽しむことができた。落ち葉を踏むサクサクとした音が心地よい。
　　　　　再度植林地となり次の鉄塔で最後の展望を楽しむ。
　　　　　紅葉もまだ残っておりモミジの紅もまだ鮮やか。
　　　　　ここからは静ヶ岳に隠れて竜ヶ岳はもう見えない。
　　　　　天狗堂の整った形や御池・藤原と続くスカイラインに飛行機雲ができている。
　　　　　茨川手前から新たに延びている林は静ヶ岳と銚子岳の鞍部手前の植林の伐採地
　　　　　に達しているようだ。

14:45　 ノタノ坂着。これにて御池から岳に続く長大な尾根を２回に分けて征服！。

13:15 　駐車地着。　
　　　　　もう一台を黄和田で回収して予定終了。